Press Stamping technology

プレス加工技術

橋本精密工業の得意技術

カシメ

カシメとは複数の金属板を接合する工法を言います。溶接や接着剤を用いることができない材質の場合や、異材同士の接合、溶接や接着からの工法転換による生産効率の向上に適しています。
家電・OA機器などの分野では、長年にわたり使われている技術ですが、近年では自動車の電装部品やマイクロモーターなど幅広い分野で使われ始めています。

1.異材カシメ

【制作事例】
モーター用板バネ
材質C1720 t0.10 、C2680 t0.30
仕様順送
モーター用板バネ

2.4種複合カシメ

【制作事例】
イルフィルター用
リリーフバルブ
材質EGC t0.80 、 SGCC t0.30 、
SPCC t0.40 、 SK5 t0.30
仕様順送
イルフィルター用リリーフバルブ

3.銀接点カシメ

【制作事例】
白物家電用接点
材質C5210 t0.50
仕様銀接点 T型 、 順送
白物家電用接点

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曲げ加工

複雑形状加工

近接した複数回の曲げや、幅の小さい(狭い)曲げ、カシメ+曲げなど複雑形状のプレス加工を得意としております。自社で金型の設計製造・メンテナンスまで行っているため、複雑な図面でも形状や材質の特性を考慮することができ、最適な工法の量産化が可能です。

複雑形状加工

微細曲げ加工

幅約0.5ミリのシャープペンシルの芯ほどの極小な部品の加工も量産実績があります。
打ち抜き、カシメ、カシメの複雑加工を微細レベルで実現しています。

複雑形状加工

微細曲げ加工を生かし、製品化へ貢献しています

薄板

量産実績:20μm(t0.02mm)~60μm(t0.06mm)
試作実績:2μm(t0.002mm)※チタン箔

薄板への打ち抜き加工、曲げ加工、カシメ加工が可能です。

薄板

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冶具、周辺設備、自動機の内製化

当社では、金型技術だけではなく、冶具、周辺装置、自動機なども自社で製作し、生産性の向上を図っています。極力、技術者の手を煩うことなく、製品を製造することで、製品の安定供給、低コスト化を行っています。

各種難削材にも対応

リン青銅、ベリリウム、洋白材、ステンレス等、様々な難削材の加工を実現しています。
また、ベリリウム銅等を熱処理する電気炉を始め、用途に応じステンレス等も社内で熱処理を行っています。